長野に住みたいと思ったけどまだまだ早かったかもしれない


善光寺探訪 in 2026-7-18

7月の3連休に、フィールドワークの一環で長野市に赴いて善光寺周りを散策した。 日曜日にはそのワークも完了したから、夜の新幹線までの自由時間で善光寺に参拝した。

善光寺、これは牛に引かれて...の諺を初めて知ったときに、また秘封倶楽部の「牛に引かれて善光寺参り」を聞いたときに、それ以外にも長野県に旅行をしようと思うたびに、行きたいとずっと思っていたところだ。

だけれども、心から楽しめなかったなというのが今回の感想だ。

まず暑い。35度は超えていた。それなのに人が参道を埋め尽くしていて非常に疲れた。

そして胎内巡り。これはかねてから非常に楽しみにしており、暗闇の中で自身の居場所もわからぬまま孤独に彷徨うという体験を期待していたのだが。。。。そんな期待はすぐにかき消された。結果としては大量に胎内巡りをする人が列をなし、前後には人がみっちりいて少し歩く速度を早めたら前の人にぶつかる上にグループで来た人がやたらと煩い。錠前を見つけるという、心躍る要素でさえ前方にいた人の会話で場所がネタバレされるという始末。

日向にいるわけではないのに汗が吹き出るもんだから、門を出ると服がびちゃびちゃで、そんな状態で店に入るわけにもいかないし、何より不快感でどこにも長居したくないという気持ちになり、長野駅周辺で買い物をするわけでもなく新幹線で帰ってしまった。

歩いた距離としてはそんなでもないのに、すっかり疲れて新幹線の中では眠ってしまった。

汗での不快感、落ち着けるはずの寺が人でごった返していたことが影響はしているのだが、楽しみにしていた善光寺探訪は失意のうちに終わった。

しかし、良かったこともたしかにあった。

まず、川中島というにごり酒。おやきと一緒に飲んだのだが非常に美味しかった。 そして信州そば。油やという長野駅前にあるお店に行ったのだが、ここは素晴らしかった。 お蕎麦屋さんなのはそうなのだが、どちらかというと居酒屋も兼ねているようなお店で、蕎麦が美味しいのはもちろんのこと、サイドメニューの豊富さも目を引いた。ここで長野産の日本酒と一緒に食べられたら最高だと思ったが、流石にフィールドワーク中なので酒は飲めなかった。再訪しよう。

近くに自然が多いというのが一目で見てわかるというところが個人的には良い。 子供の時に住んでいた神戸では北を向けば山があったもんだから、普段の生活の中の遠景に山があるというのは、どことなくしっくりきて心地が良かった。

微かな失望

長野市、自分はかねてから移住を考えていた。

軽井沢-上田-長野にまたがるどこかに住めば、落ち着いた土地で過ごせる上に広さに対する家賃は低く、しかし東京に出たいと思えば6000円程度で1時間強で行くことができる。

だからsoomoで色々と物件を見ることも多かった。

けれども、長野市に腰を落ち着けるにはまだまだ、あと10年くらいは早いなと思ってしまった。 端的にいうと、自分が生活に求めているものがあんまりないな、と思ってしまった。駅周辺は栄えているけど、そこを外れるとホテルが散在していて、非日常を感じられる場所というのはやはり山の方に行かないとなさそうだった。それに川崎の丸善みたいな大きな書店もなかった。これはちょっとしんどい。

勝手に羨望しておいて勝手に失望しているだけだが、まだ、娯楽が多い場所で生きて行きたいんだなと、内省する機会にはなった。 自分が求めていたのは、閑静な場所での暮らしではなく、都会の暮らしに疲れた時の一次避難先なのかもしれない。

とはいえ、ロードバイクですぐにどこかに遊びに行けるという信州には憧れているので、2年くらいは住みたい。

最後に

今回は夏の暑い時期に行ってしまったのが大きな原因だと思う。 次は冬の雪が降る時期に長野を訪れよう。戸隠にも、善光寺にも。